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現代の木造に
挑戦し続けてます。

木の個性を読みとり、
将来の変形を先読みした加工は、
現代の科学技術を持ってしてもできません。
そこに、時代を生きる設計士のセンスと、
最新の構造計算を組合せ、
現代の木造をつくります。
じっくり時間をかけて
つくります。

この世にただ一つの家をつくるため、
一本一本の木に向き合って、
真剣勝負で墨付けと刻みをしていくので、
施工に半年以上かかります。
お待ちいただく場合がありますが、
ご理解ください。
地域の知恵、
水中貯木のすすめ

無垢の木の寸法が安定しないのは、
樹液がフタをして、内部の乾燥がしにくいから。
そこで木を一旦水につけて樹液を抜き、
乾燥をうながす「水中貯木」にたどり着きます。
これは、琵琶湖を持つ
滋賀の知恵の再発見でした。
関西で石場建てなら
宮内建築

地震が多く、高温多湿な日本で、
長持ちする木の家を建てようとすると、
突き詰めれば、石場建てに辿り着きます。
きちんとした構造計算に、
木への理解と緻密な加工。
真剣に調べた人は、宮内建築に辿り着きます。
山を考えた構法
山を健全な状態に保つためには、
木を適切に使う必要があります。
そのために、四寸角挟み梁構法で
「京町の家」や「飯道山を望む家」を、
三寸角挟み梁構法で「朝田善之助記念館」を建て、
一般的な木の家の倍以上の木材を使いました。
「四寸角挟み梁構法」は、宮内建築と
川端建築計画共同で特許を取得しました。
つくる時も解体時も
ゴミは最小限

主要構造材は国産材で、
しかも断熱材・遮熱材以外の
新建材は全く使わないので、
建設時のゴミが最小限。
建築にかかるエネルギーも少なくすみます。
宮内建築がつくる家は、どれも長寿命ですが、
たとえ壊すことになったとしても、
自然に還る材料が大半なので、
環境負荷がとても少ない家です